浪花酒造 自主回収 純米酒

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大阪の浪花酒造が　自主回収　純米酒に醸造用アルコール？

今日のニュースを見ていたら、大阪府阪南市の「浪花（なにわ）酒造」が、純米酒に
醸造アルコールを混ぜたり、「大吟醸酒」や「吟醸酒」に規定以上の醸造アルコールを
まぜていたことが発覚したそうですね。
国税局に指摘されて、自主回収するそうです。

おいしいと思って飲んでいたお酒が実は・・・？ってことでしょうか。

浪花酒造の写真。風格もあって、いい雰囲気なのに・・・＾＾；


浪花酒造というのは、江戸時代中期から約３００年続く大阪の老舗で、「浪花正宗大吟醸」は
全国新酒鑑評会で２０１２年まで４年連続で金賞を受賞。
北海道洞爺湖サミットでこちらのお酒が提供されたほどの名店だそうですよ。

ああ～。もったいない。
これまでの名声とかが、ぜんぶふきとんじゃいましたね・・・。


あるホームページで、浪花酒造は、自社のことを

「当社は酒造業として、江戸時代より創業しています。和泉葛城山脈に囲まれて大阪湾に
臨む泉州は、 良質の湧き水に恵まれた”泉の国”です。当社の酒蔵内井戸に湧き出る水は、
灘の宮水と同じ中硬水で酒造りに最適の水です。 この水を仕込み水にして、丹念に磨き
上げられたお米で名人杜氏佐藤勝郎が精魂込めて醸しています。

こうして生まれた「浪花正宗」は、全国新酒鑑評会金賞受賞、また 「モンドセレクション」、
「ワイン＆スピリッツコンペティション」など数々の国際賞を受賞しています。」

と、説明されていました。

この、名人杜氏の方が気の毒になってしまいますね。
自信を持ってつくってきたお酒を、自主回収しなければならないとは・・・。

こちらの社長、味に大差はないと言って、古酒のかわりに醸造アルコールや、糖類の入った
安い酒をまぜていたそうですが・・・。

おいしいな～と気持よく飲んでいた、これまでの純米酒、大吟醸などがにせもの？だった
としたらほんとうに腹立たしい・・・。


「どんなにITや機械化の時代になろうと手造りに徹し、心のこもった豊かな酒を醸してゆきます。」

と社長自らおっしゃってましたよ＾＾；

逆に、利き酒してみたい気もしますね。

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